昨今、ますます免疫力に関する関心が高まっています。免疫力は人間が本来持っている病気に対する抵抗力です。
免疫力をアップして、健康な体を保つにはどのような食生活を心掛けたらいいのでしょうか。
現代人の忙しいライフスタイルでは、食生活はどうしても偏りがちになります。例えば、好きなものだけ食べてしまったり、脂っこい食事ばかりになってしまったり。乱れた食生活は免疫力の低下を招きます。体調を崩すのはもったいないですね。
幅広い食材を食べ、いろいろな栄養素を取り入れることを普段から心掛けましょう。5つの栄養素（炭水化物・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミン）をバランスよく摂取して免疫力を高め、腸内をベストなコンディションを保っていくことが重要です。
普段の食生活を見直して、足りない栄養素が何かわかればそれらを改善していくことができます。
今はネットで栄養の情報が簡単に手に入ったり通販などで食材のお取り寄せもできる方法があるので一度利用してみてはいかがでしょうか。摂りにくい栄養素ならサプリメントも便利ですね。
まずは身近なところから健康を意識すること。それが免疫力アップの近道になりそうです。そこからスタートしてみましょう。

タンパク質は筋肉、骨格、血液、毛髪、爪などを構成するだけでなく、ウィルスや細菌の侵入を防ぐ免疫物質の主要な成分でもあります。筋肉をつけることは、熱を産み、血流が良くなることで白血球の巡りが良くなることで免疫力が向上します。良質なタンパク質を摂取して免疫力アップにつなげましょう。
ビタミンも免疫機能の維持に重要な役割を担います。ビタミンAは粘膜を正常に保ち、細菌の感染や乾燥を防ぎます。また抗酸化作用により、老化やがん予防に効果があるとされています。
抗酸化作用のあるビタミンEやアスタキサンチンはサーモン多く含まれています。
ビタミンCは、強い抗酸化作用、コラーゲンの生成、ストレスの抵抗力を強めます。ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、いちご、キウイなどの果物に多く含まれます。
亜鉛は、発育や成長、皮膚代謝に関わるほか、免疫力を維持する作用もあり、牛肉などに多く含まれます。
食物繊維は腸内環境を整え、免疫力を高めます。穀類、きのこ類、海藻、野菜類など植物性食品に豊富に含まれます。

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